流れ星っていうのは本当に美しいものですよね。
そして流れ星と言えば、流れ星が流れている間に願い事を三回唱える事に成功するとその願いが叶うって言われていまして、
多くの子供達や大人達が知っている話だと思います。何故いきなり流れ星の話になったのかと言いますと、今回ペルセウス座流星群が
観測できるタイミングがやって来たという話が舞い込んできたからですよ。リオオリンピックが開催されている今、試合を見た後、
もしくは試合を見ている最中にペルセウス座流星群が通過するのを見れたら、幸せですよね。そこで今回はこのペルセウス座流星群に
ついて、書いていきたいと思います。
ペルセウス座流星群2016はいつ?

ペルセウス座流星群は夏の風物詩と言われており、一定周期の夏になれば、夜中に観測が出来るようになります。
そんなペルセウス座流星群は三大流星群の一つであり、ペルセウス座流星群の他には「しぶんぎ座流星群」
「ふたご座流星群」がありますけれど、このうちでもっとも観測するのが容易とされているのが、ペルセウス座流星群なんです。
それはなぜか。実はしぶんぎ座流星群とふたご座流星群が観測可能になるのは1月と12月という真冬であり、
夜がものすごく寒くなる時期なんです。だからこそ、しぶんぎ座流星群とふたご座流星群は寒さに凍えながら
見る事になるんですけれど、ペルセウス座流星群は真夏に観測可能になるので、最も観測が容易なのですよ。
まぁ、蚊などに気を付ける必要などが出てはきますけれどね。
そしてこのペルセウス座流星群がいつ観測できるかと言いますと、2016年8月12日から13日の間と言われています。
丁度オリンピックの真っ只中ですから、オリンピックの観戦とペルセウス座流星群の観測が同時に出来るという奇跡の
現象が起きていますね!
方角は?
そして気になってくるのが、観測できる方角ですよね。
しかし、このペルセウス座流星群というものは実は空全体を覆い尽くすものなので、ピーク時に空を見上げれば、
屋内を除くどこに居ようとも、どんな方角を見ていようとも観測する事が出来ます。惑星とかは方角が大事になってきますけれど、
このペルセウス座流星群にはそのようなものは必要はありません。そして12日と13日の間は、どこでもあまり雲が多くない気象なので、
日本中のどこに居たとしても観測が可能です。が、明るいところにいるとどうしても明るさのせいで見えなくなったりするので、
ペルセウス座流星群を観測したいならば、出来るだけ灯りのない、夜空がよく見えるところに行くのが一番でしょう。
ピークはいつになる?
ペルセウス座流星群を観測する上で一番重要なのは、ピークの時間ですよね。
ペルセウス座流星群が通過していく一番のピークですが、12日の夜から13日の未明とされており、
この時に50個から60個もの流星が夜空を駆けて行くとされています。ので、夜空を駆けていく流星群を見たいならば、
12日の夜から出来るだけ暗くて夜空を見渡す事の出来るところへ行くのが一番と言えます。最も観測に適しているのは、
キャンプ場の開けたところだとか、山の開けた場所あたりでしょうか。その辺りならば光はないですし、開けていますから
観測するのも容易ですし、空気も澄んでいるから観測するのには最高の場所と言えるでしょう。
ただし、夏と言えど山は寒いので、出来るだけ暖かい格好をしていった方がいいでしょう。
最後に。
ペルセウス座流星群は1年に一度だけ見る事の出来るものですし、流星群自体滅多に見られないものですから、
リオオリンピックの中継もいいですけれど、テレビの画面から目を離して夜空を見上げて、流星群を見るのも
いかかでしょうか。いずれにせよ、貴重な体験ですよ!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。