中国には後ほんの少しのところで負けてしまいましたけれど、まだまだ続いています、世界大会予選に参加するための日本男子バレーの戦い。
中国の時にはチョウ・シンというエースが居て、その人がかなりの実力を発揮して日本チームを苦しめてきたものですけれど、5月31日に戦う事になった
ポーランドにも、日本の試合実況者が高く評価する選手がいるようです。今回はそのうちの一人についてまとめたいと思います。
その名は、カロル・クウォス
名前: カロル・クウォス
スペル: Karol Klos
生年月日:1989年8月8日
身長: 201cm
体重: 87kg
スパイク:357cm
ブロック:326cm
背番号 :7
所属: PGE Skra
ポーランドはそもそもヨーロッパ圏の方で強豪チームと呼ばれる国であり、彼らと戦った国のチームはかなりの確率で苦戦を強いられる
傾向にあるようです。そして、バレーボール選手の基本であるかのようにチームメンバーは全員巨人と言っていいほどの長身持ちの人達。
まさに巨人達の戦場へと日本チームは赴いているのですが、そのポーランドチームの中で非常に強い人が君臨しているようなのです。
その人の名前は、カロル・クウォス。31日の実況を見ていると、何かと実況者の口から出てきているような気がする彼は、ポーランドチームの主力とも言える選手です。
一般的にはカロルという名前は出てくる事はなく、基本的にクウォスと呼ばれているようですね。
なんで彼がやり玉に挙がっているのかと言いますと、上述しているとおり、彼がポーランドチームの中でエースと言われているからなんですよ。
彼はまだ26歳なのですけれど、既にポーランド代表として様々な試合に参加して戦いを繰り広げており、2014年9月21日ポーランドの
カトヴィツェで行われた男子バレーボール世界選手権決勝戦ではブラジルと戦って見事に打ち破り、そこでは最優秀ミドルブロッカーに選ばれるくらいの
活躍を見せていました。
しかもその戦いぶりから、ポーランド大統領から直接称賛されて、賞が贈られているんですよ。それくらいの事が出来ると言う事は、彼
こそまさにポーランド男子バレーのエースと言える人でしょうね。エースだからこそ、大統領から称賛されるのです。
そんなポーランドの男子バレー代表の最優秀ミドルブロッカーが今、同じように世界大会のポーランド代表として、日本男子バレーチームと戦っています。
そして中継内では、実況者の口から何かとその名前が出てくる事がある事から、日本人も高く評価できるくらいの実力の持ち主だっていう事がわかりますね。
そして他の人達と同じように、彼もまた身長200cm越えの巨人であり、3.5mの壁からスパイクを放ってきて、ジャンプして3m越えの
壁を作り出し、日本チームの攻撃を防ぎます。これだけで、日本からしてかなりの強敵だってわかりますね。
まとめ
中国戦ではあとほんの少しのところで負けてしまいましたけれど、それでも五輪出場への戦いが終わったわけではありません。
ポーランドはクウォス選手のようなエースプレイヤーが揃っている強敵ですけれど、どうか日本チームには勝って、オリンピックへ進んでもらいたいですね。