バラハタのシガテラ毒や刺身は?築地で販売の理由もチェックしてみる

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バラハタという深海魚をご存知ですか。深海魚には実に様々な種類があり、その中にはフグと言った有名な魚と同じように毒を持って

いるものもいます。深海で毒を持つ必要なんてあるのかという疑問もわいてきますけれど、彼らはそういうふうに進化して身を守る手段を

身に着けてしまった生物なので、どうしようもないのですが、このバラハタについての事件が発生してしまったようです。

今回はその生物についてまとめていきたいと思います。

 

毒を持つ魚・バラハタ

バラハタというお魚。バラハタはその名の通り薔薇のような朱色が特徴的な魚であり、スズキ目に属している魚であります。

一応浅瀬にも生息しているのですが、時には深海200mにまで行って、そこで平然と暮らしている事もあるという事から、深海魚として

も分類されているのです。確かに見た感じでは、スズキのような普通な魚のような感じもあれば、深海魚のような特徴も感じられるような

気がしない事もない。深海魚と普通魚の両方の特徴を持っているとも言えますね、これは。

 

しかし、一見すれば無害そうに見えるこの魚の内臓にはシガテラ毒と言われる毒が入っており、それによってバラハタは市場などには

回らないようになっています。このシガテラ毒というのはプランクトンが出す毒素が元になっている毒の一種であり、それを摂取し続けた

魚を食べる事により、人間が中毒症状を起こすというものです。

 

そのシガテラ中毒によって引き起こされる症状は、フグの持つテトロドトキシンよりかは粗方軽微で、嘔吐や発熱、腹痛や下痢など、

所謂食中毒程度のもの。流石に毒死なんていうのはないみたいですし、日本でもそのような例は確認されていないようです。

 

しかし、それでも下痢や嘔吐だけでも十分に危険ですし、何より食べた人がものすごく苦しいので、そんなものを招くような魚は食べない

方がいいとして、このバラハタは市場には出回らないのです。確かにフグよりかは軽微だけれど、食中毒を招く魚なんて食べたくないです

よね。

 

バラハタが流通しちまった!

が、4月12日に突如この魚がニュースになるという事態に発展。

原因は、東京の築地市場に出回っていたというのを、都の市場衛生検査所の職員が現地で発見したという事によるもの。

まさか危険魚として分類されているバラハタが築地で出回っているなんて想像してなかったと思われる事から、職員の人は酷く驚く事に

なったでしょう。

 

しかし、最初はバラハタに似ているだけで、別な魚かもしれないと職員の人はそう思って、店の人に声掛けして写真を撮り、事務所で

確認したそうなのですが、やはりそこでバラハタである事が判明。店の人に取り下げてもらうべく店に戻ってみたところ、なんとバラハタが

売れた後になっているという始末に。職員の人は慌ててその人を調べたりしたらしいのですが、結局購入者が誰なのかわからず仕舞い。

 

バラハタは毒を持つ魚ですから、築地で出回るなんて事は基本的にありませんし、そのような事になってしまったらそれなりの騒動になり

ます。しかしなぜ、今回バラハタが出回ってしまったというのか。

 

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バラハタの刺身は美味しいらしい。

画像元・楽天市場

実は、バラハタの身にはマグロの大トロに匹敵するほどの脂がのっており、刺身にして食べると大変美味であると言われており、現にバラ

ハタの生息地である沖縄県の方では、刺身の形で出回っており、旅館やホテルなどでも食べる事が出来るのです。恐らく、刺身にして

食べられるうえに、脂がのっていて美味しい魚であることが理由で、今回築地で出回ったのでしょう。確かに毒魚として有名なフグも刺身

にして食べれば美味しいだけで済みますし、この魚も内臓さえ手を出さなければ美味しく食べられます。

 

【追記】

4月13日、購入者が判明しました。

都内の中華料理店の人が買って、そのまま蒸し料理の素材としてお客さんに出してしまったとの事。しかし、誰もシガテラ中毒にならず

に済んだそうです。 それでもこのバラハタは毒魚ですから、下手をすれば中毒者を出して、都内の病院に運ばれていたところですよ。

しかも飲食店がやってしまったなんて言うのが知られてしまったら、その店はもはや信用ガタ落ちでやっていけなくなるところです。

中毒者が居なかった事を僥倖と考えるべきか、飲食店で出されてしまうなんて言う事態を嘆くべきか。

 

まとめ

しかし、毒魚を食べるには専門の人による調理が必要不可欠であり、一般家庭の素人さんには到底任せられないような事のはずです。

現にフグ毒の事件も、免許を持たない人が捌いた結果身に毒が染み込み、それを食してしまったというのが原因だったりしますからね。

こういう毒を持つ魚は安易な気持ちでさばいていいようなものではないのです。

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